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人体には驚くべき能力が秘められています。
何となくそういうことを知っている人も多いと思いますが、その能力は、特別な人だけが発揮できるものでは無かったのです!
今回のバリバリ☆バリューでは、今までとちょっと趣向を変えて、人間の潜在能力に迫ってみます!

記憶力

スタジオで、解答者のみなさんに9枚のカードを5秒間見せて覚えてもらうクイズをしました。じゃんけんのグー、チョキ、パーがランダムに並んでいるのですが、皆さんなかなか覚えられませんでした。
ところが!記憶するには身体の"ある場所"を使うと効果的だということが分かってきました。

40桁の数字を記憶する子供たち

ここに、驚異的な記憶力を発揮する子供たちがいます。
ランダムに並んだ40ケタの数字を、何と1分間で憶えてしまうというのです。
取材に行った我々スタッフは、目を疑いました。彼は壁の数字をじっとみつめ我々に憶えたという旨伝えました。その間わずか1分足らず…。壁に背を向けた彼は、すらすらと数字を書き記して行きます。40ケタの数字を、インプットしてからアウトプットするまで3分かからなかったのです!
さらに、ランダムに提示されるカードの絵を順番に記憶していく少女もいます。
彼女は、出てきた絵の順番にストーリーをつけて記憶していくのだと教えてくれました。この2つの記憶術には「右脳」が大いに関係しています。イメージを司るとされる右脳をフルに使って、意味や関係性の無い事象に対して積極的な意味づけを行い、右脳でイメージ化して憶えるのだそうです。

少女のストーリー作りによる記憶は分かりましたが、40ケタの数字を憶えるにはどうしたらいいのでしょうか。スタッフで実験したところ、半分の20ケタすら誰一人憶えきれませんでした。少年はどのように40ケタもの数字をおぼえたのでしょうか。実はここでもストーリー作りに依る記憶法が活躍していたのです。彼は数字を2ケタずつに区切り、ひらがなに変換してストーリーを作っていたというワケなのです。詳細は教えてもらえませんでしたが、例えば「14」なら「いし」というように、我々に馴染みの語呂合わせを応用していたのです。

倍速聴き取りで脳を活性化

通常の数倍に速められた音声を聞く。何の効果があるのか分からない人もいるかもしれません。しかし、これが役に立つのです。会議や朗読の音源を3倍くらいにして聞いていると、最初は分からなくても、慣れてくるとそのスピードが心地よく感じられてくるそうです。早回しにすることで時間も短縮できますし、何より頭の回転が速くなるそうなのです。初めはノイズにしか感じられないような高速音声を理解しようとすることにより、聴覚を司る神経細胞が増加します。神経細胞が増加するということは、脳の働きが活発になること、即ち頭の回転が速くなることなのです。
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